日本でも、AIの技術を駆使し、いろんなサービスを提供する会社が増加してきています。
今後も続くものと考えられますが、
それによって、多くの人が仕事を奪われると言われています。
「10年後の仕事図鑑」堀江 貴文著落合 陽一著の本が話題になりましたね。
AIによって、WEBデザイナーの仕事がどう変わるのか、
私なりに考察していきたいと思います。
- 目次
まず、AIというものはどういったものなのか?
IT用語辞典サイトによると、
「AIとは、人間の知的営みをコンピュータに行わせるための技術のこと、または人間の知的営みを行うことができるコンピュータプログラムのことである。知的営みとは、どれほどの内容を行うことができるのか?
一般に「人工知能」と和訳される。
... 研究例としては、人間とチェスを打つプログラムや、言語の自動翻訳、画像の意味を解析するプログラムなどを挙げることができる。」
実際、WEBデザイナーのどこまでの内容が人工知能でできることができるのか?
将来的には、デザイン、コーディングや運用、ABテスト等ほとんどの仕事がAIによって簡単に短時間で終わることができるようになります。そういった、仕事をWEBデザイナーがする必要がなくなるでしょう。
簡単なWEBページの作成やコーディング作業はAIを活用することによって、効率よく進めることで、
長いスパン掛かっていたWEB制作を短い納期で終えることが可能になってくるので、WEBデザイナーの求人はどんどん減っていきそうですね。
WEBデザイナーという仕事はなくなっていくのか?給料は下がるのか?
WEBデザイナーは、人気の仕事で求人数も今のところ、多くありますが、
他の職種と比べ、給料は低いです。
ただ、「WEBサイト(ホームページ)」のニーズはなくなるのかというと、
年々、その重要性は増すばかりで、むしろ増えていくものと思います。ただ、AIにその大部分が変わった場合、WEBデザイナーの自体の仕事は少なくなっていくので、WEBデザイナーの求人は減少していものと思われます。
AIにできないことは?
「WEBデザイナー」という仕事のニーズは、少なくなる可能性は高いですが、
デザインスキルがある人間がAIを活用し、デザインをしなければ、クライアントの喜ぶデザインには、ならないのではと思います。
やはり、クライアントの求める感情をのせたデザインは、AIに代わることができない部分があると思います。
例えば、創業者の感動的な話をサイトに掲載する場合、
こういった雰囲気のイラスト・写真を合わせたほうが見ている人に伝わる、とかそういった、感情を載せたデザインを作ることができるというのは、AIでは代用することができません。
日本で動き始めたAIの会社について
「AIR Design」高品質・超短納期のクリエイティブAI
今年の9月に行われた
国内最大級の「スタートアップカンファレンスICC KYOTO 2019スタートアップ・カタパルト」
で準優勝した株式会社ガラパゴスという会社が作ったクリエイティブAI。
ロゴ作成やLPの作成がすでにAIで作成することができるようになっています。
また、クラウドソーシングのコンペで出したところ、採用されるようになっているそうです。
まだ、始動を始めたばかりですが、今後、多岐にわたり、デザインの作成をすることができるようになるのでは。
コーディング技術のAI「FRONT-END.AI」
こちらも、「スタートアップカンファレンスICC KYOTO 2019スタートアップ・カタパルト」に登場していた会社です。
デザイン要素の分析を行い、自動でコーディングすることができるようです。
現在のところは、静的ページのコーディングに成功しているようです。
今後は・・・
AIのサービスが登場し、販売され始めているというのが、現状ですので、
近い未来に、WEBデザイナーの多くの仕事がAIを活用することになっていると思います。
その時に、ただ、WEB制作ができるだけのWEBデザイナーは、ニーズがなくなってしまうだろうと思います。
WEBサイトの本質的な価値を追求し、企業のブランド価値を高めることができるWEBデザイナーが生き残っていくのではないかと思います。
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